鏡よ、鏡この世で一番…

自作の小説の溜まり場

母校に行ってから謎の女の嗤い声が聞こえた噺。

今週のお題「ゾッとした話」

 

5年前のたしか、いまくらいの時期かなあ〜。

そのときは、いろいろあってしんどくて病んでいてふとある人にいわれた言葉をきっかけに卒業して以来一度も訪れていなかった母校に足を運んだ。

母校は、山に囲まれたキツイ坂道を登っていくとあるのだけど暗くて静かで少し不気味な雰囲気も感じながらも坂道を登っていき帰り道にフフフフフフッ…という女の嗤い声が聞こえた気がしたが、風の音だろうとおもい、そのまま帰路に着くが。

 

帰ってきてからも、ずっと、その嗤い声が止まることがなかった。

 

寝ようとしてもフフフフフフフフッ…という謎の女の嗤い声が耳から離れずにずっとずっとこびりついて離れずにいて寝たくて寝れなかったから数日間寝不足で余計に病んだ。

 

それから数日がたち、うそのようにその女の嗤い声が聞こえなくなりいつもの日常を取り戻せたことに心の底から安堵した。

 

この時期は、あの世とこの世の境目が薄まるときだから皆さんもお気をつけて…。

 

そう、連れていかれないように用心に越したことはありませんよ…フフフフフフフフッ…。